部品取りとなったFT500エンジンのロッカーアームはボロボロで使えない状態だった。

先日オークションで手に入れたXL500Sのパーツの中からロッカーアームを使うのだが、こちらもかなりひどい状態。
2組あるので程度のいいパーツを再生して組み合わせて使用します。

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このXLシリーズエンジンの多くはヘッドカバーを開けるとロッカーアームの当たりがきつかったり、かじりや傷のあるものが多い。
ロッカーアームに傷があるとカムのほうも無事ではいられず、傷が入っている。
丈夫なエンジンといわれているが、調子のいいエンジンでもオイル管理が悪いとロッカーアームのスリッパー面が削れているものも多くあるようです。

タペット調整をいくら繰り返してもヘッド回りからカタカタ音が消えない場合はロッカーアームのスリッパー面が削れているなどロッカーアームかカムに問題があると思っていいでしょう。


再生はスリッパー面のRを崩さないように荒れた面をオイルストーンで研磨して整えて、さらにサンドペーパーとピカールで表面を処理します。

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深い傷は取れないが大丈夫でしょう。

シャフトのOリングはもちろん交換します。


このエンジンにはキックが付いているのでヘッドカバーはXL250Rのものを使用してデコンプ付きです。
ヘッドの大きさは250と500ではぜんぜん違うが、ヘッドカバーの形状は同じで、共用できます。
XLシリーズのヘッドはヘッドとカムカバーでカムを保持しているので本当は両方に描かれている製造番号が同じものを使用しなければならないが、規定トルクでヘッドカバーを締め付けて、カムの動きがスムーズでガタがなければ流用OKです。

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